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事業内容

小規模金鉱山開発
 

ルソン島南部、マニラから約340kmに位置するカマリネスノルテ州パラカレ近郊は、1930年代から金採掘が盛んに行われていました。第二次世界大戦前に米国系の鉱山開発会社が採掘作業を行なっていましたが、戦火が激しくなると共に、この鉱山開発会社は撤退してしまいました。終戦後、当時の鉱山開発会社に携わっていた地元の有力者がそのうちの約250haを買取り、「手掘り」で採掘作業を続けてきました。弊社はこの鉱区所有者と共同で設立した現地法人で、今後は「自社鉱区」としてボーリング調査等を行い、各種機材を導入して、安全かつ効率的な採掘作業を行なってまいります。

大規模金鉱山開発
 

​弊社の自社鉱区に隣接している約3,000haの大規模鉱区の所有者が鉱区の売却を希望しており、弊社は優先的交渉権を得て買収交渉を進めています。大規模開発の許可を得ることで、より効率的な開発を行うことが出来ると同時に、株式公開の際の時価総額も増大します。この隣接鉱区以外にも、既に採掘権を取得した上で売却を希望している大規模鉱区が複数ありあります。フィリピン政府の管轄官庁である「環境天然資源省(DENR)」及び「鉱山地球科学局(MGB)」からの指導を受けて、今後更に鉱区を拡大することも検討しています。

水銀循環回収システム

 

小規模金採掘現場のほぼ大多数では、アマルガム法と呼ばれる水銀を用いた金抽出方法が行われています。これは、水銀が金と合金を形成する特徴を生かした伝統的な手法ですが、水銀と金の合金をバーナー等で熱して水銀を気化させることによって金を得るため、水銀による健康被害や環境汚染が深刻な問題となっています。水銀の使用は法的に禁止されていますが、アマルガム法に代わる簡便かつ安価な代替法が無いため、具体的な解決策がありません。そこで弊社は、水銀を大気中に排出せず安全に回収しつつ​高純度の金を抽出できる「水銀循環回収システム」を導入し、フィリピン全域の小規模金採掘現場に普及させることを目指しています。

金本位仮想通貨
 

ビットコインをはじめとする仮想通貨は世界中で急激に普及していますが、これら仮想通貨共通の最大のデメリットは、価値の裏付け(保証)が無いことです。弊社は、鉱山開発を手がけ始めた当初より、自社鉱区から産出される金をベースにした仮想通貨「金本位仮想通貨」を構想してまいりました。そして既に、ブロックチェーン送金システムのパイオニアとも言えるベンチャー企業とパートナーシップ契約を取り交わし、金本位仮想通貨の構想を具体化しつつあります。

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